採用担当者の気持ちを動かす熱意をアピール

 私の実家は、不動産事務所を営んでいます。いずれ跡を継ぐ気でいましたが、大学在学中も勉強一筋で社会経験に乏しかった私は、接客力をつけるため新卒でデパートに就職しました。目的がはっきりしていたため、同期の嫌がる外商を担当。車でお得意様の自宅をまわり、着物やカーペット、高級ジュエリーなどを営業していました。30歳まで勤め、そこで転職先も決まらぬまま退職。半年間で猛勉強し、宅地建物取引主任者試験に合格。そこで初めて、不動産会社へ転職しました。

 

 「私は30歳までに営業力、トーク力を身につけ、55歳まで御社でバリバリ不動産の仕事をし、その後地元に帰って独立するつもりでいる」と正直に面接で話をしました。独立後は離れた地元(他県で、その会社とはお客様の取りあいにはならない)での仕事になるのが幸いしたのか、採用が決まりました。本気で稼業を継ぐために、一流の不動産業者になるんだという熱意が認められたのではないかと思っています。転職を考えるのであれば、現状の不満から仕事を変えるのではなく、ベースに熱意があって向上心から転職しているということがPRできれば、採用へ糸口になってくれると思います。また、口先でそれを説明するよりも、実際の行動がともなっていることで、より説得力のある自己PRができると思うので、事前の計画をしっかり組むことが重要と思います。アドバイスが参考になれば幸いです。